セミナー・イベント

ITECセミナー開催 / 日本自動車研究所 代表理事・研究所長 永井 正夫 氏 /「自動運転の開発の現状と課題について」

同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター

開催日: 2018年02月16日

公開日: 2018/01/17
  • 京都府京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103同志社大学 寒梅館

同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)では、新しい技術に対応した社会の新しい仕組みを展望することを目的に、いくつかの論題を設定して、それぞれの論題を様々な視点から議論していくシリーズ形式で、ITECセミナーを開催しております。
【論題】「自動運転の開発の現状と課題について」
http://www.doshisha.ac.jp/event/2018/0116/event-detail-2783.html
【日時】2018年2月16日(金)15:00~16:30
【場所】同志社大学 今出川校地 寒梅館2階 KMB213
【講師】日本自動車研究所 代表理事・研究所長
同志社大学 客員教授 永井 正夫 氏
【概要】自動運転車の実現に向けた研究開発や公道実験が盛んにおこなわれている背景には、①交通事故大幅削減、②渋滞緩和、③環境負荷低減、④高齢者の移動支援、⑤労働力不足への対応、⑥新たなビジネスチャンスの創出、と言った課題解決や社会変革をもたらす期待がある。自動運転車の進化については、「官民ITS構想・ロードマップ」や、 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究開発「自動走行システム」等により、国家的な取り組みがなされている。一方、運転者のみならず社会としてどのように受け止めていくべきかについてはまだ十分な議論がない。例えば事故時の責任問題、非自動運転車との混在下での車両間や歩車間のコミュニケーションなど、検討すべき課題も多い。さらに、将来的に完全自動化が進んでいくとして、そのゴールをどのように描くか、またそれに向けた体制をどうするか、という課題についての議論もまだまだこれからである。本講演では、自動運転開発の現状と様々な課題について触れたい。

【お申込み】 https://goo.gl/forms/x1S2TzmU419NFinw2
           こちらのリンクからお申込み下さい。
【参加費】無料
【主催】同志社大学 技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)