セミナー・イベント

9/30 第235回けいはんなサロン開催のご案内

けいはんな文化学術協会

開催日: 2023年09月30日

公開日: 2023/08/31
更新日: 2023/08/31
  • 京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟11階

平素は当協会の活動にご参加頂きありがとうございます。

来る9月30日に、第235回「けいはんなサロン」を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

第235回例会
       現代的ニーズに則した微生物学研究の展開
     ~ あらためて国から委託された課題は何か ~
   
  日   時: 2023年9月30日(土) 午後2時~4時30分
  場   所: けいはんなプラザ・ラボ棟 11階 交流室「天の川プラス」
話題提供: 元JST先端計測分析技術 微生物計測チーム
             チームリーダー   高橋 克忠 氏

申込方法:ホームページアドレス:https://keihannasaron.jimdo.com/
の申し込みフォーム https://ws.formzu.net/fgen/S59231634/ からお申込みください。



現在の微生物学は200年前にドイツのロベルト・コッホが創始した「シャーレ培養法(コロニー計測法)」によりなされており、それが食品衛生法などの公定法として位置付けされています。しかし、測定値に誤差範囲の表示がなくても学術論文として学会誌に掲載されるのがほとんどです。
今回の話題提供者は日本科学技術振興機構(JST)からその点を改善するために技術開発(2006-2011)を委託され、今日では医薬品の開発、食品・化粧品における腐敗の定量化や保存剤の開発、土壌や河川の環境評価、天然物あるいは合成化学物質の抗微生物作用など様々な分野での応用があり、開発装置は30を越す機関で使用されています。今も引き続きその装置と技術の普及が求められていて、毎年、東京ビッグサイトやインテックス大阪で講演もなされています。
今回はこれについて身近な題材で話題提供をして頂き、現行の公定技術のどこが不十分か、さらにこれからどういう方向に向かうべきかを学界の古い体質への批判も踏まえ、科学を文化として捉え、そのあり方を考えてみる機会にしたいと思います。
いつものように多くの市民の方々にご参加いただき、活発に意見を交わす場になればと考えますので、皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:けいはんな文化学術協会
TEL:0774-95-5110
メール:antares@kvc.keihanna.ne.jp