セミナー・イベント

赤ちゃん学研究センター 第10回赤ちゃん学コロキウム

同志社大学赤ちゃん学研究センター

開催日: 2022年02月19日

公開日: 2022/01/20
更新日: 2022/01/25

◆【テーマ】「赤ちゃんの目からみる〜シリーズ③〜」

◆【日時】2022年2月19日(土)13:00-15:00

◆【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)

申し込みフォームより参加受付→ https://forms.office.com/r/APc4TE2gVb

2月16日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。

参加詳細メール送信状況は赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからご確認いただけます。

◆【申込締切】2月19日(土)11時までに申し込みフォームよりお申込みください。お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。


◆講演1 「胎児期からはじまる自発運動と発達の関連」

儀間 裕貴 (理学療法士/保育士)
東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 理学療法科学域 准教授

赤ちゃんは、胎児期のかなり早い段階から身体を「自発的」に動かし、その運動を感じています。自発的とは自らがすすんで行うことを指し、赤ちゃんが能動的に動き、遊び、環境や他者に働きかけることによって、その経験はより良い発達のための大切なエネルギーになります。本講座では、多くの先行研究から示されている知見、自身の研究によって検討した知見に基づき、ヒト発達初期における自発運動がもつ発達への役割についてお話ししたいと思います。


◆講演2 「早産児に対するディベロップメンタルケアと発達フォローアップ」

藤本 智久(理学療法士/NIDCAP Trainer)
姫路赤十字病院 リハビリテーション科 リハビリテーション技術第一課長

早産児は,在胎週数が短いと筋緊張が低い状態で生まれるため、重力に打ち勝つことができずに、安定した姿勢を保持することが難しい場合があります。すると本来行える自発運動が行いにくくなり、感覚運動経験も少なくなるため、その後の発達が心配されることがあります。しかし現在では,早産児をケアしているNICUにおいて、早産児の自発運動や感覚運動経験を増やすために姿勢を調整するポジショニングなどをはじめとするディベロップメンタルケア(発達を促すケア)が行われています。今回、当院で行っている早産児に対するディベロップメンタルケアとその後の発達フォローアップについてお話ししたいと思います。


参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、どなたでもお気兼ねなくご参加ください。