葉月プラナスの会・勉強会(第49回) (主催:NPO法人京都がん医療を考える会)
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
開催日: 2017年10月25日
- 京都府京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
開催日時:2017年10月25日(水曜日)18 : 00~19 : 30(予定)
会 場:京都府庁舎旧本館1階
参 加 費:無料(事前登録制)
定 員:30名(申込順 会場の都合上定員締切)
参加登録:お名前、人数、連絡先をお知らせ下さい。
「NPO法人京都がん医療を考える会」宛
メール mt_kiyota@yahoo.co.jp
電 話 090-1221-6779
※参加者の個人情報は当会内のみで使用します
プログラム(司会)NPO法人京都がん医療を考える会(副理事長)織茂 聡
17:00~18:00 がん患者サロン「葉月プラナスの会」お話の会(自由参加)
18:00~19:30 葉月プラナスの会 第49回・勉強会(要・事前参加登録)
「乳房専用PET装置“Elmammo”の開発について 」
講師:北村 圭司(株式会社島津製作所 基盤技術研究所)
日本では乳がんと診断され治療を開始する患者の数は増加の一途をたどっています。
国立がん研究センターの資料から、1年間で新たに乳がんと診断される患者数は9万人程度で女性のがんでは罹患数トップ、女性が生涯において乳がんになる可能性は11人に1人と増加しています。
現在、乳がん検診にはマンモグラフィーが多く使われており、乳がんによる死亡率を減少させる科学的根拠が示されていますが、より小さながんを見つけたいという課題、検診時の乳房を押さえ挟みつけるときの痛みの問題、また高濃度乳房の女性は診断しにくいという問題もあります。
今回の勉強会では、PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)の解り易い説明から始め、産学官連携で世界初の技術を使って開発された「乳がん診断専用のPET装置「Elmammo(エルマンモ)」について、島津製作所基盤技術研究所の北村さんから解説をして頂きます。がん医療向上に向けて、患者が求める医療機器開発について、患者・家族の立場からも考えてみたいと思います。
(ご参考)プレスリリース 2017年8月21日
http://www.shimadzu.co.jp/news/press/n00kbc000000deo7.html
乳房専用PET装置「Elmammo」の研究・開発で「産学官連携功労者表彰
厚生労働大臣賞」を受賞
NPO法人京都がん医療を考える会
http://thinkgankyoto.jugem.jp/