セミナー・イベント

第15回赤ちゃん学コロキウム「赤ちゃん学の学び合い~異なる視点から~」

同志社大学赤ちゃん学研究センター

開催日: 2024年01月20日

公開日: 2023/12/26
更新日: 2023/12/26
  • 京都府

赤ちゃん学研究センター「赤ちゃん学コロキウム」では、毎回分野の異なる研究者や子どもに関わる実践者にご登壇いただいています。
今回は、赤ちゃんにとっての音環境をテーマに、建築学の立場から子どもの環境改善に取り組む先生と、音環境が子どもの行動に与える影響を研究する研究者より、保育者とともに進める実践・研究について報告します。
ぜひご参加ください。

■ テーマ: 「赤ちゃん学の学び合い~異なる視点から~」
■ 日 時 : 2024年1月20日(土)13:00-15:00
■ 参加方法: Zoom(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
 申込フォーム https://forms.office.com/r/s9bf498nRF よりお申し込みください。お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。 
■ 申込締切: 2024年1月20日(土)11時まで

■ 講演内容

『音環境と聞こえ・言葉・ストレス』 −「騒がしさ」は子どもの暮らしを変える−
  嶋田容子(同志社大学赤ちゃん学研究センター助教・同志社女子大学現代社会学部現代こども学科嘱託講師・赤ちゃん学会保育環境部会代表)

子どもは、大人と同じように環境内の音を聞いているわけではありません。子どもの聴覚には雑音から必要な情報を取り出すことが非常に難しく、にぎやかな音環境の影響を大人以上に強く受けます。
言葉の発達・ストレスホルモンなど、音環境が子どもに与える様々な影響についてこれまでに分かっていることを紹介し、現在取り組んでいる研究と、保育者と一緒に進める音環境改善への取り組みについてもお話したいと思っています。

『こどものための音環境デザイン』
  船場ひさお(一般社団法人こどものための音環境デザイン代表理事・駿河台大学メディア情報学部教授)

赤ちゃんや子どもにとって、良い音環境とはどんなものでしょうか。
日本の保育施設の音環境は、にぎやか過ぎるものがほとんどです。そして“子どもはうるさいのが当たり前だから保育施設がにぎやかなのは仕方がない”として、保育者ですら問題意識を持っていないことが多いようです。でも、部屋の響きを整えると、驚くほど穏やかな保育環境に生まれ変わります。
今回は子ども施設の音環境改善事例やワークショップの様子を紹介しながら、こどものための音環境デザインについて考えていきます。

参加無料、どなたでもお気兼ねなくお申込みください。