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大阪のバイオマス有効利用促進のための戦略プラン(研究報告書)

一般社団法人生産技術振興協会

公開日: 2015/08/04
  • その他

この大阪のバイオマス有効利用促進のための戦略プランの
フルレポートは、下記よりダウンロードできます。
 無料(A4 112ページ 3MB)
URL : http://seisan.server-shared.com/biomass1509.pdf/

<戦略プランの要旨>
・日本は、地方と都市でエネルギー事情が大きく異なる。大阪は関西圏の事情にあった都市型の 方策をとるべきである。
・そのためには、下水処理施設と都市ごみ焼却施設を都市型バイオマスのエネルギー変換施設として、無駄に捨てられている熱を活用できる体制づくりが重要になって来る。
・実現には、国は、縦割りの省庁の弊害を廃止し処理施設など都市型エネルギー変換利用を推進すべきである。
<熱的試算に用いた施設とその結果>
・今回ケーススタディとして用いた施設は、下水処理施設である猪名川流域下水道原田処理場と都市ごみ焼却施設である豊中市伊丹市クリーンランドである。これらの施設連携を想定して経済
性・環境性の評価を行った。

詳細は、下記の講演会にて発表いたします。

■講演会開催予告
日 時:平成27年10月6日(火)10:00~17:00 
会 場:島津マルチホール(阪急ターミナルビル14階)
主 催: (一社)生産技術振興協会 参加費:¥5,000円 

参加申込み:下記からお申込み下さい。
http://www.seisan.servershared.com/FormMail/High/FormMail.html

■講演内容
下水処理施設と都市ごみ焼却施設の連携に関する環境性・経済性評価
  ~都市型バイオマスエネルギー変換施設としての再定義~
中塚記章(大阪大学助教)
従来は“処理”の対象であった下水汚泥と都市ごみを都市型バイオマス資源とみ なして、その処理施設である下水処理施設と都市ごみ焼却施設を、下水汚泥と都市ごみのエネルギー変換施設であると再定義します。このことによって、施設間の排熱と物質の融通に代表されるエネルギー変換プロセスの効率化を行うことによって生み出 される環境性・経済性メリットを、人口減少や下水網
の流域拡大という将来想定されるシナリオを考慮したシナリオ分析によって定量化します。

■講師の顔ぶれ
  http://seisan.server-shared.com/high27-2.pdf