セミナー・イベント

【再送】赤ちゃん学研究センター 第10回定期セミナー【脳機能計測と赤ちゃん】

同志社大学 赤ちゃん学研究センター

開催日: 2017年12月11日

公開日: 2017/12/08
更新日: 2017/12/08
  • 京都府木津川市木津川台4-1-1同志社大学 赤ちゃん学研究センター

【日 時】:2017年12月11日(月)18:00~20:00 (いつもと時間が異なります)
【場 所】:同志社大学 赤ちゃん学研究センター(学研都市キャンパス)
  http://akachan.doshisha.ac.jp/access
【参加費】:無料
【主 催】:同志社大学 赤ちゃん学研究センター

【話題提供】
1)「赤ちゃんおよびfNIRSに向き合ってみて分かったこと」
 渡辺はま先生(東京大学大学院 教育学研究科 特任准教授)
  http://dbsl.p.u-tokyo.ac.jp/hama/
概要:ヒトの初期発達を解明するためにfNIRSを用いてどのようなアプローチが可能なのかに関して、新生児や乳児を対象とした研究を紹介しながら議論する。睡眠時の脳血管の血流動態、聴覚・視覚等の知覚情報や言語等の認知情報に対する皮質応答等について具体的なデータから議論を深めるとともに、新生児や乳児を対象とした計測の実態(工夫や苦労等)について共有する機会としたい。

2)「fNIRSによる「ヒト」の状態推定」
 廣安知之先生(同志社大学 生命医科学研究科 教授)
  http://www.is.doshisha.ac.jp/index.html
概要:fNIRSは近赤外線を利用した血流量の変化を測定することにより脳活動を計測する手法である。これまで、あるタスクを行った際に、脳のどの部位が活動するかを調査することが主眼であったが、近年、それらのどの部位同士が連携しているかの検討が盛んに行われている。これにより、脳の状態を脳機能イメージング装置から得られる情報から議論することが可能となった。本発表ではfNIRSから得られる情報を利用して「ヒト」の脳の状態をどのように定義し利用するかについて議論する。