セミナー・イベント

【オンラインフォーラム】歴史事実からダイバーシティを考える

同志社大学

開催日: 2023年12月01日

公開日: 2023/11/13
  • 京都府

ハリス理化学館同志社ギャラリー第30回企画展フォーラム
「歴史事実からダイバーシティを考える」

■日時:2023年12月1日(金)   17:00~18:30
場所:オンライン開催
定員:300名(定員が超過した場合は抽選となります)
締切:11/30(木)
主催:同志社大学同志社社史資料センター
協力:同志社大学ダイバーシティ研究センター、上智学院ダイバーシティ推進室

https://forms.office.com/r/rcg7FX2dvz

■基調報告:女子学生への門戸開放―同志社大学を事例として―
小枝 弘和(同志社大学同志社社史資料センター社史資料調査員)

■座談会 :歴史から考えるダイバーシティのこれから
松川 真美(同志社大学理工学部教授)
齊藤 玉緒(上智大学理工学部教授)
コーディネーター 阪田真己子(同志社大学文化情報学部教授)
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今年、同志社大学は共学100周年を迎えました。
調査の結果、学位を授与する「本科」に女子学生を受け入れた私立大学は本学が初めてということがわかりました。
(日本で最初は東北大学です)
この間、いろいろと調査をした結果、
様々な大学で女子学生が同じ教室内で学んでいた記録は見つかっているのですが、
いずれも正規学生でなかったり、学位を授与しない予科の学生であったことなどもわかり、
女子学生には学ぶ権利は与えられても、学位を取得する権利は長らく与えられなかったことなどもわかりました。
今回、上智大学との共同フォーラムであることに大きな意味があります。
上智大の共学化は遅く、1957年(3年次編入)のことでした。
カトリック系高等教育機関に「女子」が入学することは「革命」だったとのことですが、
ご存じのとおり、上智大は共学に踏み切られた後、短期間で大変な勢いで女子学生比率をあげられ、多くの国際的女性リーダーを輩出されています。
今回、本科に私学で初めて女子学生を受け入れた同志社大、宗教的理由により共学化に踏み切るのが遅かったものの急速に女子学生の比率を上げた上智大、
この2大学の共学の歴史を振り返り、
「共学の歴史からダイバーシティを考える」機会としたいと存じます。
平日の夕方の開催となり恐縮ですが、是非是非多くの方にご参加いただき、ご意見頂戴できればと存じます。
 
同志社大学バイバーシティ研究センター