2/24　けいはんなサロン開催のお知らせ

平素は当協会の活動にご参加頂きありがとうございます。

来る2月24日に、第233回「けいはんなサロン」を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

テ　ー　マ： 原発再稼働の話がチラホラ
　　　　　－核融合炉の開発はどうなっているのか－

日　　　時：2023年2月24日（金）午後2時00分～4時30分

話題提供者：　元科学技術振興調整費政策提言プログラム
「サイエンスメディエーターの推進」研究者代表　髙橋　克忠 氏　　　　　　　　　　　

場　　　所：　けいはんなプラザ ラボ棟 11F 「天の川+PLUS」
参　加　費：　３００円（資料代ほか）

申込方法：ホームページアドレス：https://keihannasaron.jimdo.com/
の申し込みフォームからお願いします。

炭素排出ゼロの問題が世界の課題になっており、それに対応する一つの策として休止中の原子力発電所を再稼働する考えが政策として浮上しかけています。しかし、排出される放射性廃棄物の処理のため、それを地下400mに埋めるとともに、それへの安全策を講ずるのだという主張があったとしても自治体や住民の不安は解消されるはずもありません。
これに対して国際共同研究として放射性物質を生成しない核融合炉の開発も進められています。これは二つの水素原子核が融合してヘリウムが生成する際のエネルギーを利用しようというものですが、基本的にはストロンチウムやセシウムなどの放射性物質を生成しない反応です。そもそもジュネーブでのアメリカとソ連の核の平和利用に関する合意から始まった計画で、アメリカ、ロシア、フランス、日本で開発が進められ、フランスに実験施設が建設中で、日本でもその取り組みがかなり進んでいるところです。
今回はこの核融合炉の開発現状を話題として、この原発の問題について意見を交わすことにしたいと思います。
いつものように活発なご意見交換の場となることを期待します。


問い合わせ先：けいはんな文化学術協会
TEL:0774-95-5110
メール：antares@kvc.keihanna.ne.jp