セミナー・イベント

12/7けいはんなサロンのご案内

けいはんな文化学術協会

開催日: 2022年12月17日

公開日: 2022/11/08
更新日: 2022/11/08
  • 京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザ・ラボ棟3階

平素よりお世話になりありがとうございます。

来る12月7日に、第232回「けいはんなサロン」を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

テ ー マ: 見えない命の世界を見るー圧力の魔法
       ≪シリーズ第1回 アミロイド病≫
         -健康に生き、命を永らえるヒント-

日   時:2022年12月17日(土)午後1時30分~3時

話題提供者: けいはんな文化学術協会 理事長 赤坂 一之氏           
    (独)フンボルト賞、(日)文部科学大臣表彰、高圧力学会賞受賞

場   所: けいはんなプラザ ラボ棟 11F 「天の川+PLUS」
参 加 費: 300円(資料代ほか)

生物は様々なタンパク質分子の正常な“はたらき”=“うごき”によって生きています。  通常(1気圧下では)、タンパク質のその“うごき”は “隠れて”いて見えません。しかし  圧力をかけるとそれがよく“見える”ことを、赤坂らが「高圧NMR法」を開発して発見しました(1997)。赤坂らは、この方法を用いて、Anfinsen dogma (1972年ノーベル賞)が明かせなかった、変性状態にまで至る広い構造空間を揺らいでいる「新しい動的タンパク質像」を提唱しました。さらにこの方法を、様々なタンパク質が引き起こすアミロイド病(アミロイド形成現象)にも適用して、少なくとも実験室では加圧によりアミロイドを元の正常タンパク質に100%戻す実験にも成功しました(https://doi.org/10.3390/biology11010006)。すなわち生命体はこのような広範なタンパク質構造の”うごき、” によって生き、また”死に至る”と考えられます。ここに人が健康に生き、そして命を永らえるヒントの一つが隠されています。

申込方法:ホームページアドレス:https://keihannasaron.jimdo.com/ の申し込みフォームからお願いします。

問い合わせ先:けいはんな文化学術協会
      TEL:0774-95-5110