セミナー・イベント

自動車の中の表面科学 -車を快適にする秘密-

日本表面科学会関西支部 市民講座小委員会

開催日: 2016年08月07日

公開日: 2016/08/04
  • 大阪府豊中市待兼山町 1-3シグマホール(基礎工学国際)

タイトル:自動車の中の表面科学 -車を快適にする秘密-
開催日: 8/7(日) 13:30-16:30
申込期限:8/5(空席がある場合は当日申込可)
申込方法:web申し込み http://molarch.sakura.ne.jp/sites/sssj-kansai/
開催場所:大阪大学 豊中キャンパス 基礎工学国際棟 シグマホール
対象:中学生・高校生・大学生・一般市民
受講料:無料

主旨:
ガラスの曇りや、摩擦、空気を綺麗にする触媒反応など、身の回りの多くの物理的・化学的現象は物の表面で起こっています。物の表面の性質は、ほんの少しの形の違いや、油膜の存在などで大きく変わってしまうため、表面で何が起きているかを知るには、表面の状態を原子・分子のレベルまで理解する必要があります。このような、物の表面を取り扱う分野の科学を表面科学とよび、日本が非常に得意とする分野の一つです。

本講座では、とくに、自動車の性能や安全性の向上に繋がる表面科学分野の研究について、3名の先生に基礎から最新の成果までをお話いただきます。表面科学分野の魅力について知っていただけると幸いです。


プログラム:
1. 「自己修復材料の自動車コーティングへの応用と展望」
物質・材料研究機構 先端材料プロセスユニット 新谷紀雄 先生
2.「透明・鏡状態がスイッチングできる調光ミラーシートの開発」
産業技術総合研究所 構造材料研究部門 吉村和記 先生
3.「機械的表面改質による自動車部品の低摩擦化技術」
名城大学理工学部 材料機能工学科 宇佐美初彦 先生

主催:日本表面科学会関西支部
後援:豊中市教育委員会