セミナー・イベント

第32回基礎工産学交流会 「機械工学が支えるライフサイエンス」

一般社団法人生産技術振興協会

開催日: 2016年11月30日

公開日: 2016/08/15
  • 大阪府大阪市中央区本町橋2-8大阪商工会議所

「機械工学が支えるライフサイエンス」 ~生体計測から医療応用まで~ のご案内
テーマ:「機械工学が支えるライフサイエンス」~生体計測から医療応用まで~
開催日:2016年11月30日(水)13:00~17:00
場所:大阪商工会議所401号会議室
参加費:無料 懇親会:二千円
①「プロジェクトHIBIKI:マイクロマシン技術による新型人工内耳の開発」
体外装置を持たない完全埋め込み型人工内耳の創製を目指し,生体の聴覚系を模倣したMEMS(Microelectromechanical systems)感覚上皮を開発した.動物実験では,モルモットの脳幹反射信号を取得することに成功している.講演では,本プロェクトにおける産学官連携の取り組み,進捗状況および今後の展望について述べる。
②「身体運動の科学とロボット技術~運動の理解から診断・治療の支援まで~」
人口の高齢化が急速に進む現在、人々の健康増進を支援する科学や技術に多くの期待が寄せられている。適切な支援には正しい理論とそれを裏付ける科学的根拠が必要である。理論と実践の橋渡しにロボットはどのような貢献ができるだろうか?本講演では、身体運動を介した人と機械の調和について最新の研究事例を紹介する。
③「細胞が発生する微小な力の見える化」 
ほとんどの細胞は、―見じっとしているようで実は絶えず収縮力を発生している。最近の研究から、この収縮力の大小は、細胞が「生きるか死ぬか」「どの細胞に生まれ変わるか」を左右する重要な因子であることが明らかにされている。この力を可視化し、創薬への応用を目指した研究を紹介する。
④「医工連携から産学連携へ:Created in Japanを目指して」 
大阪大学では、1970年代から生体医工学関連の研究会が発足され、医工連携の土壌が築かれてきた。現在では、多くの工学系研究室において、医学や生命科学に関する研究テーマが取り上げられている。本講演では、こうした医工連携から展開されるCreated in Japanを目指した産学連携の展望について考える。
【申し込み方法】
下記のサイトからお申し込みください
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