セミナー・イベント

【リマインド】同志社大学 赤ちゃん学研究センター・良心学研究センター 合同シンポジウム「子育てと良心」のご案内

同志社大学赤ちゃん学研究センター

開催日: 2018年11月29日

公開日: 2018/11/21
更新日: 2018/11/21
  • 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入同志社大学 今出川キャンパス

2018年11月29日(木)に、赤ちゃん学研究センター・良心学研究センター 
合同シンポジウム「子育てと良心」を開催いたします。

【日 時】:2018年11月29日(木)14:00~16:00
【場 所】:同志社大学 今出川キャンパス 同志社礼拝堂
  https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
【参加費】:無料
【主 催】:同志社大学 良心学研究センター・赤ちゃん学研究センター
どなたでもご参加いただけます。事前申し込み不要。

良心学研究センターは、現代世界における「良心」をめぐる課題を考察し、
その応用可能性・実践可能性(統合知および実践知としての良心)を探求する
ことを通じて、学際的な研究領域として「良心学」を構築することを目的とし
ています。
赤ちゃん学研究センターはヒトの起点である胎児期から乳児期にか
けての行動、認知、身体の発達に関する基礎的な原理を明らかにすることに
よって「ヒト」から「人」へとかわる発達のメカニズムの解明を目指していま
す。
2つのセンターの合同シンポジウムをどうぞお楽しみください。

【話題提供】
◆「小学校教科書の中に「良い子」はどう描かれてきたか 
-文化・歴史的考察から-」
塘 利枝子 先生(同志社女子大学 現代社会学部現代こども学科 教授)

文化や時代によって社会から求められる「良い子」像は異なります。本講演で
は学校教育のなかで子どもの価値観形成に大きな役割を担っている小学校国語
教科書を材料にして、教科書に反映された東アジアと欧州諸国の「良い子」像
について比較分析した結果を紹介します。

◆「チンパンジーの子育て」
友永 雅己 先生(京都大学 霊長類研究所 教授)

ヒトに最も近縁な種と言われているチンパンジーの子育てについて、子どもの
初期発達を軸に考えてみたい。発達初期の「わたしーあなた」の関係の成立時の
発達的変化はヒトもチンパンジーも根本的に変わるところはない。ではそれ以
後の発達の過程において明らかになる差異と類似点はどうだろうか。このあた
りに焦点をあてて論じてみたい。

皆さまのご参加をお待ちしています。