セミナー・イベント

マテリアル・インフォマティックスのマルチクライアント説明会

株式会社アーク・イノベーション エグゼクティブ ディレクター

開催日: 2017年01月19日

公開日: 2017/01/03
更新日: 2017/01/03
  • 大阪府大阪市北区角田町8-1梅田阪急オフィスタワー 26階 会議室

材料分野でのAIの応用が進み、MI(マテリアル・インフォマティックス)と呼ばれております。これは物質の結晶構造や電気特性、磁性など大量のデータを集め解析し、新しい原理や物性を見つける研究手法です。
米国では、2011年にオバマ大統領の肝いりで製造業再建の切り札として、MI による材料開発期間の半減化を目標としたMaterials GenomeInitiative(MGI)がスタートし他国を大きくリードしております。欧州・中国・韓国も同様の国家プロジェクトを立ち上げ済みで、我が国も漸くこの流れに呼応し、昨年7月に日本版MGI「情報統合型物質・材料開発イニシアティブ」を発足させており ます。
既に、米マサチューセッツ工科大学(MIT)と韓国サムスンの研究チームがMIによってトヨタ自動車の電池研究を脅かしました。トヨタと東京工業大学が実験を重ねて発見した固体電池の材料を、米MITは実験をせずにデータ分析だけで見つけたとのことです。トヨタの射場英紀電池研究部長は「かろうじて特許では負けなかった」と説明しており、「MIは網羅的に素早く検証できる。予測精度も悪くない」と評価しております。
日本でも、東工大の細野秀雄教授らは窒化物半導体の中から赤色発光素子の材料を約600種類の物質をコンピューターで解析して、実際に高圧合成法で新材料を作製しました。
これらの状況を踏まえ、製造業専門のコンサルタント会社である株式会社アーク・イノベーションでは「マテリアルズ・インフォィクスの衝撃 ー製造業の脅威とチャンス」と題しますマルチクライアント・プロジェクトの募集にあたり下記の通り説明会を開催いたします。MIの現状および今後の方向分析、あるいは、素材分野でのもう一段の成長シナリオの必要性、を感じられている企業様におかれましてはご来臨検討賜れば幸甚でございます。
日時 1月19日(木) 14:00~15:00
場所 梅田阪急ビルオフィスタワー 26階 会議室
参加無料
申込み方法 株式会社アーク・イノベーション 担当 菊池 
申込みメールアドレス kikuchi@ark-i.com
御社名、所属部署、お名前、電話番号、メールアドレス
      けいはんなポータルを見て、とご記入ください。